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アグネスデジタルの種牡馬引退について


 この度、アグネスデジタルは種牡馬を引退することになりました。近日中に繁殖登録の用途を変更し、「十勝軽種馬農業協同組合・種馬場」にて展示馬として繋養いただくことになります。移動は今月下旬を予定しております。


 競走馬としてG1競走のマイルチャンピオンシップ、マイルチャンピオンシップ南部杯、天皇賞(秋)、香港カップ、フェブラリーステークス、安田記念を6勝。国内・海外、また芝・ダートを問わずに活躍した個性の強い現役時代でした。


 種牡馬入りしてからはジャパンダートダービーに優勝したカゼノコをはじめ、ドリームシグナル、ユビキタス、ヤマニンキングリー、ダイシンオレンジ、グランプリエンゼル、サウンドバリアー、メイショウスザンヌ、アスカノロマンなどの重賞勝ち馬を送り出し、ブルードメアサイアーとしてもディアドムス、ブラックスピネル、サウンドキララなどを送り出しました。


 現役産駒数は少なくなりましたが、引き続きアグネスデジタルの遺伝子を受け継がれた産駒が活躍してくれることを願います。


 あいにく、感染症拡大防止の観点でビッグレッドファームは種牡馬の一般見学を休止しております。これまでビッグレッドファームでは比較的オープンに一般の種牡馬見学を受け入れてまいりましたが、比較的自由な見学体制であることから、感染症拡大防止の観点においては消毒の対応などに万全な体制でお迎えすることは難しい状況にございます。


 アグネスデジタルが種牡馬として過ごした牧場で皆さんにお会い頂く機会を設けることが出来ない事は牧場としても大変残念ですが、種牡馬の一般見学再開については状況が落ち着くまで控えさせていただくことをご理解願えればと存じます。


 なお、「十勝軽種馬農業協同組合・種馬場」では、一般のご見学が可能と伺っておりますので、「競走馬のふるさと案内所」のホームページなどをご参照頂ければと思います。


 アグネスデジタルは2004年1月にビッグレッドファームへ到着してから17年あまりの月日を過ごしてきました。長い年月を一緒に過ごしてきましたので寂しい気持ちもございますが、ゆっくりと長く余生を過ごして欲しいと思います。


「十勝軽種馬農業協同組合・種馬場」様、この度は お声掛け頂き誠に有難うございます。






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